3人の専門家が一緒に考えました。

公益財団法人がんの子どもを守る会 ソーシャルワーカー・社会福祉士・精神保健福祉士 樋口 明子 さん
公益財団法人がんの子どもを守る会
ソーシャルワーカー
社会福祉士・精神保健福祉士
樋口 明子 さん

メッセージ

病気になっていなくても、学校や仕事、人間関係、将来のことなど、漠然とした不安やモヤモヤとした気持ちを持っているものです。ましてや、大きな病気にかかったら、もっとモヤモヤしてくるのも当然です。

「誰かに相談してみれば」と言われても、何を言えばいいのか、何を相談すればいいのか分からない、そんな気持ちも起きないかもしれません。そんなときは、恋人でも、仲のいいお友だちでも、家族でも、気心の知れた話しやすい相手に、愚痴や今の気持ちを「こぼしてみる」のはどうでしょう?

親しい人だからこそ話せないこともある。そんな時には、初めて会う人に相談するのはハードルが高いかもしれませんが、主治医の先生も、精神腫瘍科の先生も、看護師も、がん相談支援センターや患者支援団体の相談員、ピアサポートの仲間に話してみてください。皆、今のモヤモヤを、あなたと一緒に考えたいと思っています。

「相談したって、どうせ答えなんかない」と思ってしまうこともありますよね。でも、もしかしたら、話してみると、モヤモヤの姿や正体が少し見えてきて、晴れ間が出てくることもあるかもしれませんし、解決の糸口が見つかることもあるかもしれません。

  • 監修:国立がん研究センター中央病院 清水 研 先生