Q6患者のきょうだいが悩んだときは?

Aごきょうだいにも悩みがあるのは当然です。遠慮せずに話をしてみてください。

患者さんにごきょうだいがいる場合、患者さんご本人や親御さんと同じようにごきょうだいも悩みを抱えていることがあります。自分ができることは無いか、手伝えることはないかと一人で悩んでいたりすることもあります。また、こんな大変なときに、自分だけ学校に行ったり、部活や趣味に熱中したり、友だちと遊びに行ったりと楽しく生活していいのだろうか、と考えることもあるようです。

10~20代の患者さんのごきょうだいは、同じ年代のことが多く、普段から悩みを簡単に口に出したり、相談したりする習慣があまりないかもしれません。親御さんだけではなく、ごきょうだいの生活で関わる「誰か」が、ごきょうだいと話ができるといいですね。ごきょうだいが、家族の一員として、大変な時に一緒に考えたり、行動しながらも、自分自身の生活や人生を大切にできることを願っています。

患者さんのごきょうだいが直接、病院の精神腫瘍科や相談支援センター、患者家族会などの相談窓口を利用されるのもひとつです。皆、一緒にお話ししたいと思っています。また、きょうだいの集まりがある家族会もあるので、そういった情報も相談支援センターから得られるといいですね。

答えた人
公益財団法人がんの子どもを守る会 ソーシャルワーカー 樋口 明子さん
  • 監修:国立がん研究センター中央病院 清水 研 先生