Q2高校には相談できる窓口はありますか?

Aまずは担任の先生に相談を。学年主任の先生や養護教諭、スクールカウンセラーが協力してくれることもあります。

学校に病気のことを伝えるときは、まずは担任の先生に話すことになると思います。できれば、担任の先生、学年主任の先生、校長先生、養護教諭、スクールカウンセラーの方々に同席してもらい、親御さんも含めて一緒に話をさせてもらいましょう。

学校によっては、がんの治療中もしくは治療を終えたばかりの生徒の受け入れ経験がない場合もあります。あなたが伝えてもいいと思う範囲で、主治医の先生から、今の病気の状況、今後の治療の見通し、日常生活で気を付けなければならないこと、そして、これが一番大切なことですが、治療をしていてもできることを書いていただけるといいですね。

できることはしてあげたいと思いながらも、どうしたらいいのかわからないと感じている先生もいらっしゃいます。多少の配慮で通常の学校生活が送れることが分かると、積極的に協力してくださることも多いように思います。一方で、こちらからも、ウィッグやトイレのことなど、言い出しにくいこともあるとは思いますが、配慮してもらいたいことは遠慮なく相談してみてください。

答えた人
公益財団法人がんの子どもを守る会 ソーシャルワーカー 樋口 明子さん

体験者エピソード

松井基浩さん

担任の先生に相談することで、スムーズに復学することができました

【松井 基浩さん(31歳)発症16歳/悪性リンパ腫】

まずは担任の先生に相談するのがよいと思います。僕の場合、がんの治療で入院している間は病院の院内学級に通っていました。退院後に元の高校に復学する際、担任の先生が懸命に動いてくださり、元の学年・元のクラスに復学できました。そのことはとても恵まれていたと思います。

ただ、マンモス校だったので、僕の病気のことを学校全体に周知することは難しく、抗がん剤治療の影響で髪が抜けて帽子をかぶっている僕の姿を見て何か言っている生徒の存在を感じることはありました。そのようなストレスはありましたが、担任の先生が理解してくれていたのはとても心強いことでした。

関連記事 松井 基浩さんの体験談

  • 監修:がん研有明病院 腫瘍精神科 部長 清水 研 先生