Q1外見の変化についての悩みを相談するところはありますか?

A身近で話しやすいのは看護師。専門外来を設置している病院もあります。

脱毛や皮膚の色の変化、手術の傷跡など、がんの治療により外見に変化が起こることがあります。多くは、時間が経つにつれ少しずつ戻り、目立たなくなってきますが、「人の目が気になる」「学校に行きたくない」と考える人も多いようです。気になることがある場合、まずは、身近で話しやすい看護師などに相談してみましょう。ウィッグや下着の購入、メイクの工夫など、アドバイスをしてくれることも多いようです。一部の病院では、アピアランス(外見)ケアとして、専門外来などを設けてサポートをおこなっているところもあります。

答えた人
がん研有明病院 腫瘍精神科 部長 清水 研 先生

関連リンク 国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター
(閲覧日:2024年2月1日)

体験者エピソード

体験談は、あくまでその方個人の感想・体験です。すべての人に当てはまるものではありません。年齢・地域は取材当時のものです。

永迫愛さん

仲良くなったがん相談支援センターの相談員さんにウィッグのお店の情報をもらった

【永迫 愛さん(33歳)発症31歳/子宮頸がん】

告知されて検査をしていたころから、入院中も、大学病院内のがん相談支援センターによく行っていたので、仲良くなった相談員さんには治療のこと、生活のことなど、なんでも話していました。抗がん剤治療で髪が抜けることについても相談して、ウィッグを用意しておいたらいいことや、ウィッグのお店の情報をもらいました。

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  • 監修:がん研有明病院 腫瘍精神科 部長 清水 研 先生

2024年2月更新