がんと生きているAYA世代の未来のために AYA Life-あやライフ-知ってほしい、あなたのこと、病気のこと
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監修:国立がん研究センター中央病院
清水 研 先生

AYA世代のがん患者さんと、周囲にいるみなさんへ

若いからこその悩みや不安に、どう向き合っていますか?

みなさんは「AYA(あや)世代」という言葉を聞いたことがありますか?
AYAとは、「Adolescent and Young Adult(思春期や若年成人)」の略で、一般的に15歳から39歳ぐらいまでの年齢層の人を指しています。

AYA世代は、学業、就職、恋愛、結婚、出産など、様々なライフイベントが集中する時期です。同世代の人たちが学校生活や就職活動に励み、恋愛や友人との付き合いを楽しむ中、「がん」という病気をかかえ、将来に不安を感じながら孤独に生きる人も少なくありません。

AYA世代のがん患者さんの想いと現状

AYA世代のがん患者さんには、周囲の方を悲しませたくない、心配をかけたくない、自分の弱さを見られたくないという思いから、ひとりで悩みや不安を抱え込んでしまう方が多く、治療以外のことを誰に相談して良いかわからず、解決できずにいる方も多いのが現状です。

AYA世代のがん患者さんの悩みとは

外見の変化、就学について

抗がん剤の副作用で、髪が抜けたり、肌の色が黒っぽくなったりと、外見が変わってしまうこともあります。これをきっかけに、対人関係に臆病になってしまう方も少なくありません。また、入院や通院などで生活が一変し、学校に通うことが難しくなることも、大きな悩みのひとつです。そして、自分の病気のことをどう友人に話したら良いのかわからない、悩みを共有できる相手がほしいといったこともあります。

就職について

就職活動の際に、がんの病歴を伝えるかどうか、病歴を伝えることが採用の合否に影響するのではないかといった悩みや葛藤も生まれます。また、就職後にがんを患った患者さんでは、治療と仕事の両立に不安を抱える方もいます。

妊よう性について

がんやその治療によって、子どもをつくる能力(妊よう性)が低下したり、失われたりすることがあります。将来は結婚をして、子どもを持つことを当たり前のように思い描いていた方にとっては、自分の赤ちゃんを抱っこできるかという問題に直面するかもしれません。

このサイトでは

このサイトには、AYA世代のがん患者さんと、周囲にいるみなさんが抱える、がんに関わる不安やとまどい、怒り、ストレスなど、「モヤモヤ」「ざわざわ」した気持ちを少しでも軽減できる場所になればという思いを込めています。
AYA世代でがんになった方の体験談や、用語集、そして患者さんと一緒にがんと闘う医師からのアドバイスを掲載しています。

誰かに、話したくなったとき。前を向くのが怖くなったとき。
このサイトのことを思い出してもらえれば幸いです。
監修:国立がん研究センター中央病院
清水 研 先生